大吟醸の上をいくお酒

旭酒造が醸造する「獺祭」が有名になりすぎて入手が困難になってきたのが寂しいところですが、このお酒がきちんと評価されていることは、日本酒好きにとっては嬉しい限りです。

 

獺祭を語るなら、この製品を飲んでから語って欲しいと思う製品があります。それは「遠心分離」と言う言葉を製品名に含んだ「獺祭 遠心分離 磨き二割三分」「獺祭 遠心分離 磨き三割九分」の2製品です。特に「獺祭 遠心分離 磨き二割三分」は酒質の綺麗さを素人でさえ、はっきり感じられるほどの綺麗に仕上がった日本酒に醸されています。

 

日本酒を醸造する過程には幾つもの工程がありますが、タンクの中でお米を発酵させて日本酒の元になる「もろみ」と言うものを作り、通常はこのもろみを袋などに入れて圧力をかけて日本酒を絞り出します。この「しぼる」と言う工程において、遠心分離という今までにはない方法でもろみから日本酒を分離したものが「遠心分離」と言う名前を冠する製品になります。

 

遠心分離方でお酒を絞る(分離する)ことにより、もろみ本来の香りやふくらみを崩すことなくお酒に表現出来る以外に、お米を極限まで削っただけでは得られない、より究極の雑味のない日本酒、つまり綺麗な日本酒が出来上がっていると考えられます。

 

実際、同じ「磨き二割三分」を冠する製品、つまりお米を77%削って作った日本酒で「遠心分離」を冠するものと、そうではないものを飲み比べると、「遠心分離」冠する方には、より雑味がないことがはっきりわかると思います。

 

もちろん、雑味があるほうが旨いとおっしゃる方もいることは存じ上げています。「獺祭 純米大吟醸50」(お米を50%削って通常の方法で絞った純米大吟醸酒です)を飲んでも獺祭の旨さを十分に感じることが出来ます。

 

ただ、やっぱり獺祭と今までの日本酒との違いを大きく感じることが出来るのは「遠心分離」を冠する製品です。この遠心分離を冠する日本酒は大吟醸の上を行く別次元の日本酒だと言っても過言ではない日本酒だと思いますので、出来るだけ多くの方に口にしてほしいと願っています。

 

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